撥水性とはじき

ボナンザから出ているフッ素系スプレー３っつを試してみました。

 

どんなふうに試すかというと

洗面器に水を張り、水をよく吸うティッシュを３分割にしてそれぞれ違うフッ素スプレーを行います。

水がはじけば防水効果が大きくなったということで水はじきの強い製品なら合羽や帽子に塗布している光景にフッ素コートを使っている人がいます。

 

間違いではありませんが、水をはじくのならシリコンなどの成分の入ったものが最適です。

フッ素コートは滑り性を良くしたり細かいところに浸透し劣化を防ぐ役目があります

 

ですから、糸に対してよく撥水力が高まッたというのは間違いではありませんがむしろ水を吸収しにくくなったというのが本当です。そこには繊維に入ろうとする毛細管現象を抑える効果もあるということです。

その四フッ化エチレンの成分の量が少しずつ違います。ナイロン糸にはLコート。ナイロンのしなやかさを損なわず劣化を抑える。ロッドに対する汚れの付着等に関しては汚れの食らいつきを抑えるクイックコート。糸への浸透を抑え柔軟性を残し、かつ潮噛みを軽減するPEコートそれぞれに特徴がよく出るのがティッシュ試験です。どれも開始直後で写真のように浸透に差が出て浮いたままです。

 

しかし数時間たってもそん変わらないのが特徴です。ただのティッシュならすぐに沈んでしまいます。

いちばん白いのがラインメンテPEです。順にLコート、そしてコーティング剤のクイックコートです。

 

特徴違いの分かる結果です。