全国津々浦々に海難事故や災害から漁師を守る行事で「御船」を使ったお祭りは多々あります。
御船神社、も全国にあります。
先日周参見へ釣りに行ったとき漁協に御船が奉献されてありました。
御船はまさに船の形。宝船のようであり、大漁旗のようであり・・・。
周参見の場合、地元の若い衆も減ってきて各地から応援に来ていました。
熊野速玉大社から天地を用いて海賊の難を植えない神様、田辺からは岡で持つよう弁慶が、高野山からは天狗様が、串本から海女、つまり乙姫が・・・こうして紀伊半島の御船には数々の力ある神様が乗ってきます。
全国の御船も同じように近くの神様が応援に駆けつけます。
紀伊半島の場合その魂を同じ日に王子神社に次の世代を担う子供が奉納します。
王子神社も全国区。由来はたくさん文献がありますので言うまでもないでしょうけど
たまたま釣りに来た周参見でその行列に出会いました。
私たちも釣りをさせていただきたくさんの楽しい思いをさせていただいております。
自分にも感謝しますが、御船神社にも感謝、地元の方にも感謝、海の神様にも感謝、次世代を担う子供たちにも感謝、たくさんの感謝でつづられている歴史。大切にしていきましょうね。
この日は磯の立っていても花火の音が聞こえました。
こうして釣りにいけるのもいろんな人が知らぬ間に遊ぶ機会を与えてくださっているんですね。
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